関東式結納
(北海道・東北・沖縄地方でもつかわれます。) |
詳しくはこちらをご覧ください。
|
関東地方を中心とした東日本に共通した一般的な結納です。
関西式と同じく関東式でも結納金の1割を酒肴料として贈るのが一般的です。関東では家内喜多留料と呼ばれます。これは「柳樽」の当て字で、古くは文字通りに柳の木で作られた樽に酒を入れて贈られました。お金の袋は結納金のものと合わせて2つになります。
右端より
1.目録
2.のし
3.帯料=結納金
4.勝男節(かつおぶし)
5.寿留女(するめ)
6.子生婦(こんぶ)
7.友白髪
8.末廣
9.家内喜多留=酒肴料
■目録の宛名
首都圏では本人→本人、
それ以外では父親→父親
宛てとなります。 |
中部式結納 |
|
中部地方に共通した結納です。
中部地方の結納の特徴は、豪華であること、お土産が添えられることです。呉服細工とは、反物のままの呉服地を使い、宝船や鯛などを形作ったもので、あとで着物に仕立てます。お土産は、相手方のご家族や御先祖様に対する品で、白羽二重や紅白巻真綿など、父親・母親、兄弟・姉妹などそれぞれに応じた贈り物のことです。
1.のし
2.小袖料=結納金
3結美輪(ゆびわ)
4.高砂
5.寿留女(するめ)
6.友白賀
7.子生婦(こんぶ)
8.家内喜多留=酒肴料
9.末広
■目録の宛名
家→家
宛て
|
関西式結納
(中国、四国地方でもつかわれます。 ) |
詳しくはこちらをご覧ください。
|
関西を中心とした中国、四国地方にも共通した結納です。
写真は7点セットですが、スルメやコンブを付けて9点セットにされたり、指輪や高砂(人形)を省いて5点セットにもなります。
松竹梅などの結納品にそえて結納金の1割を酒肴料として贈るのが一般的です。酒肴料は酒料(家内喜多留)、肴料(松魚料)の二つに分けて、結納金が100万円の場合、酒料5万円、肴料5万円、合わせて1割の10万円となります。結納金の袋と合わせて袋の数は合計3つになります。
1.のし(鶴)
2.末広(亀)
3.小袖料=結納金
4.結美和(指輪)
5.高砂(人形)
6.家内喜多留(竹)=酒料
7.松魚料(梅)=肴料
■目録の宛名
家→家
宛て
|
九州式結納 |
結納屋さんでは、関西式のスタンダードな結納に、角樽や寿留女(するめ)と子生婦(こんぶ)を加えていただくことにより、九州仕様の結納をお創りいたします。 |
●詳しくはこちらよりお問い合せください。● |
|
九州地方に共通した結納です。
九州地方の結納の特徴として、結納品の中に酒樽を加えたり、お茶を加えていることがあげられます。この慣習のため、九州では結納のことをお茶といい、結納が納められると「お茶が入った」といいます。詳しくは⇒九州式結納
1.のし
2.小袖料=結納金
3御知家=.お茶
4.家内喜多留=酒肴料
5.勝男節(かつおぶし)
6.寿留女(するめ)
7.子生婦(こんぶ)
8.友白賀
9.末広
■目録の宛名
家→家
宛て
|