赤ちゃんができてしまって、慌てて結婚の準備をされている親御様から 『順番が逆になってしまったのですが…』というお問い合わせを良く頂きます。
『できちゃった結婚』は 二重のおめでたで、大変おめでたいことで『さずかり婚』と言われることもあるのですが…(*^_^*)
とは言うものの、順番がちがうだけに、親御様にしてみれば、『格好が悪い』『世間体が悪い』『お相手の親御様になんと言おうか』『恥ずかしい』という思いもあり、これからの結婚準備をどうすすめてよいものか困惑される方が多いのでは・・・
最初に順番が逆になったゆえ、先方にこれ以上の失礼がないようにするためにも、きちんと結納(盛大にするか質素にするかは別として)をするべきでしょう。
(細木数子先生も結納の大切さを大いに主張されています)
もちろん、結納の準備物を含めて、順番などは一般的な結納と同じです。 ただし結納後の挙式まで、新婦様のお身体の調子を見ながら慎重にすすめていかれることが一番大切です。
再婚の場合の結納についても、最近良くご質問をいただくようになりました。 男性側が再婚、女性側が再婚、両方が再婚、どちらかがお子様を連れた場合など様々なケースが考えられますが、基本的には、きちんと結納をなさるべきでしょう。
以前はこうした再婚の場合、簡単に入籍だけで済ませるケースも多かったのですが新しい生活のスタートをスムーズに切るためにも回りから祝福を受け、回りの理解を得ることはとても大切なことではないでしょうか。 気持ちを新ためて結婚に踏み切るわけですから、新たにけじめをつけ、確かな約束を結ばれることをおすすめ致します。
ただし、お互いが再婚同士の場合は幾分簡略化の傾向があります。
基本的に一般的な結納と同じで、来てもらうほうが、誠意の証として結納を持参します。
ですからご養子様を迎える場合には、女性の方から男性のほうへ結納を持参します。 ただし、結納金の相場は一般の結納の場合の倍とも言われており、若干高めになります。
金額的には100万円から200万円が多いようです。
結納品の品目等は一般的な結納の場合と同じですが、紙の色が赤系から青(緑)系になります。
どちらかまたは双方に連れ子がいる場合、結納の席に同席してもいい?