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よくある失敗例



顔合わせで盛り上がってしまい、つい結納を遠慮してしまった

和気あいあいの顔合わせで、両家ともに盛り上がり、私の父と新郎の父とが意気投合したのはよかったのですが・・・。

とても感じのよい先方のご両親に対し、私の親は
『結納は省略でいいですよ・・・』とついつい言ってしまい、結納は省略することになってしまいました。

後から冷静になって考えてみると、親戚やご近所の手前もあり、きちんとけじめをつめるためにも結納をしていただきたいと思うようになりました。そのことを彼に話したら、彼のご両親がずいぶん気分を害されたようで、なんとなく彼ともギクシャクしています。

こんなお話をよく聞きます。

やはり最初が肝心です。 お相手様と打ち解けることも大事ですが、それとこれとは別のことです。お相手様によく思われたいために、つい何でもお相手様の言うとおり了解してしまいがちです。

結納は単にお金を頂く儀式ではありません。
婚約を確たるものにし、本人たちも意識を改め、家と家とのつながりを築く礎となる大切な儀式です。

大切なお嬢様のためにも、またのちのち生まれてくる子孫のためにも、結納を軽んじることなく行っていただきたいものです。