関西地方を中心とし、中四国地方に共通した結納の形です。
松竹梅の水引飾りに結納金(小袖料)、酒料(家内喜多留/やなぎだる)、肴料(松魚料/しょうぎょりょう)、の合計3つに分けてお金を包みます。酒肴料は結納金の一割程度を目安にします。
(例:結納金が100万円の場合、酒料5万円、肴料5万円)
■関西式結納品(9点)
■該当地域
関西地方/近畿地方/東海地方/中国地方
■解説
写真は一番正式な形の結納品で、5点・7点・9点とあるうちの9点フルセットのタイプです。結納品は、松の下に結納金竹の下に酒料、梅の下に肴料の金封を置きます。5点セットは松・竹・梅と鶴・亀、7点セットは5点セットに高砂人形と指輪・記念品台が加わり、9点セットではさらにスルメとコンブが加わります。
※写真は
太閤セット9点
■関西式結納品(コンパクト)
■該当地域
関西地方/近畿地方/東海地方/中国地方
■解説
大きくなりがちな関西式の結納品を、品よく、狭いタイプの床の間にも合うようコンパクトに仕上げたタイプの結納セットです。
関西では派手なタイプの結納飾りが好まれますので、コンパクトタイプの結納品を選ぶ場合は、大きな結納飾りに見劣りしない豪華なタイプをお薦めします。
※写真は
カラフル2セット
■関西式目録
■目録の宛名
<家同士>が多い
(一部の地域で、<親同士>の書き方もございます。)
■解説
こちらは、熨斗・寿恵廣・小袖料・結美和・高砂・寿留女・子生婦・家内喜多留・松魚料、以上、9点の目録となっています。関西式の結納では目録を品目に数えませんので、ご注意下さい。