結納返しを行う時期について、最近の傾向としては、結納のとき同時に行う“同時交換”が一番多くなっています。
(関東地方ではもともとが同時交換でした。)
遠距離恋愛も増え、実家同士が遠いなどの理由で何度も行き来するのが大変とか、それぞれが多忙で何日も日がとれない方などは、この方法がおすすめです。
しきたりにのっとってより正式に、という方はやはり“後日、日を改めて”結納返しを行います。
正式なのは後者のやり方ですが、現代では結納のやり方も多様化していますので、どれが正しくてどれが間違いということはありませんから、両家の都合に合わせて結納返しの時期を決めるとよいでしょう。
Q.結納返しのときも結納式のときと同じような服装でするのですか?
A.同時交換であれば結納式と同時なので問題ありませんが、後日男性宅を訪問するときは結納式のときと同じような服装で行ってください。
荷送りと一緒になる場合は、引っ越しと一緒なので動きやすい服装をしているかもしれませんが、やはり結納返しを行うときはそれなりの格好をしたほうがよいと思います。荷送り時に行う場合は、あわただしくなりがちなので、予定をたててバタバタしないように準備しておくとよいでしょう。
いずれにしても、お相手に対して失礼のないように行う、というのが基本です。