結納を行った場所は、女性宅(43%) が一番多く、次いでホテル、料亭 、 式場、レストラン、男性宅と続きます。
やはりこれだけ女性宅で結納を行うのが多い背景には、会場では費用がかさむとか、本来の形に近い結納をしたいという当事者の希望があるようです。
また、男性側としてもお相手の女性がどのような家で育ち、またその家がそのようなお家なのかご覧になるためにも、本来の女性宅で行うのが良いでしょう。
お膳の準備や、落ち着いた空間がないなど様々な理由で会場を選ばれる方も多くなってきましたが仕出店を利用したりその日の為に少しだけ部屋を融通するなどして、自宅での結納ができたらよいですね。
ここでは自宅で結納を行う場合、迎える女性側が準備しておくべき事を確認しておきましょう。
結納を行う場所の条件は?
最近では、両家が一堂に会して行なう結納が多くなり、会場もホテルや式場、レストランや料亭などで行なわれるケースも増えています。
自宅で行なう場合と違って、ゆっくりと食事をしながら、両家の親睦を深めることができる現代的な結納のスタイルと言えます。
交通の便も考え、両家と仲人が集まりやすく、わかりやすい場所を選びましょう。
また、地図などのついたパンフレットがあれば、持ち帰り、簡単な挨拶等を一筆書き添えて、早めに仲人やそれぞれの両親に渡しておきましょう。
予約をする際には必ず結納であることを伝 えておきましょう。結納品を飾るスペースや席の配置、花や料理内容など、いろいろと配慮してもらえます。
結納品や祝儀用品などは個々に準備します。 当店で購入して頂いた場合、結納品の飾り方や結納式のシナリオなどをしっかりとサポートいたします。
Q.生け花を床の間に飾るものだと聞いたのですが?
A.最近の結納品は、華やかな彩りの品が多く、結納品の真後ろに生け花があると色の勝ち負けを起こしかねません。できれば、脇床やお部屋の隅、あるいは玄関などに
飾ったほうがいいでしょう。
Q.和室は4帖半、洋室は8帖あります。やはり床の間のある和室を選ぶべき?
A.床の間がついていても、4帖半に6人が向かい合って座るのはちょっと苦しいかも
しれませんね。広い洋室があるなら、そちらを選んでも良いでしょう。