一般的に結納は挙式の3~6ヶ月前に行う場合が多く、あまりさしせまらない時期に余裕を持って依頼しましょう。
断られた場合や、仲人さんのスケジュールの都合もありますから、早めに動き出すにこしたことはありません。
まずはお二人のどちらか、またはご両親など依頼しようとする方に親交の深い人から、電話やお手紙で内諾をと
りましょう。いきなり正式にご挨拶に伺っても、仲人は大役ですから承諾にも心づもりが必要です。
●ポイント1
仲人を引き受けて頂いたら、結婚式の当日まで何かとご面倒をおかけすること になります。
結納式のスケジュールや結婚式の日取りなど、ことあるごとに仲人さんと連絡を取り合い、お互いに滞りなく気持ちよく進められるように配慮しましょう。
●ポイント2
また仲人さんには結納式のあとに謝礼をお渡しします。その額は10万
~25万円が目安です。
費用の負担方法についてはあらかじめ両家で話し合っておきましょう。
Q.二人は仲人はいらない考え。でも両親は仲人ありを勧めます。仲人は立てるべき?
A.昔は結婚を世話してくれた人がそのまま仲人をするパターンが多くありました。
最近は恋愛結婚が主流になったり、終身雇用制がくずれて上司の顔を立てる必要がなくなるなどして、わざわざ仲人を立てる人が少なくなってきました。
もしもご両親に信頼のおける仲人さんのあてがあるのなら、話だけでも聞いてみてはどうでしょうか。どんなに好き合っている二人でも、結婚生活にはいろいろな問題がおこるもの。いざというときに心置きなく相談できる先輩がいるのは悪いことではないはずですから。
Q.仲人はいなくても結納や結婚式は問題なく行える?
A.今は仲人さんだけが往復する結納ではなく、両家が一同に会して行うタイプの結納式が主流です。
結納式に関しては仲人さんがいてもいなくても問題はありません。
結婚式では媒酌人(頼まれ仲人)を依頼して、式のときだけ仲人役をやっていただく方法を多くの方がとっていますので、問題はないでしょう。