手土産は必ず持っていかなければならないものではありません。
ですが、結納式を女性宅で行う場合は、これからご親戚となるお宅にお伺いする訳ですから、礼儀として手土産を用意して行った方が良いでしょう。
結納品の中に食品が含まれていたりするので、何をお持ちすればいいかと迷う方もいらっしゃいますが、一般的には清酒や菓子折りをお持ちするのが良いでしょう。
また、女性側は結納式のあとの手土産として「引出物」をお渡しします。
引出物は男性側へ1組、仲人を立てた場合は仲人へ1組渡します。
手土産・引出物について
●ポイント
会場で結納式を行う場合、引出物は会場でオプションとして用意できる所もあります。
Q.手土産は果物でもいいですか?
A.清酒とお菓子に限ることはありませんから、果物でも良いでしょう。住んでいる地域が違うなら地元の特産品などをお持ちするのもよいでしょう。また、ご先祖様へのご挨拶に手土産としてお線香も忘れずに持参してください。
Q.手土産は食べられない物でもいいですか?
A.手土産としては果物や菓子折りの他、地域の特産品でも良いですから、食べられる物
にこだわる必要はないと思います。
Q.手土産は紙袋に入れて渡しても大丈夫でしょうか?
A.店で購入すると紙袋に入れていただくのでそのままお持ちして、紙袋の中から出し
お渡しする。ということはよくありますね。
結納という時ですから、出来れば風呂敷に包んでお持ちするのが良いでしょう。
紙袋のままお持ちする場合でも、到着するなり紙袋のままお渡しするような事はマナー
を疑われますからやめましょう。
Q.同時交換で男性側には記念品、仲人にはご祝儀をお渡ししていますが、引出物も用意しないとダメですか?
A.結納返しの記念品や仲人さんへのご祝儀と、引出物とは全く意味合いの異なる品物
ですから、引出物は別に用意してください。