最近ではカジュアルな結納が登場し、考え方も多様化してきましたが結納式が人生の大切なケジメの儀式である事に変わりありません。
結納をする事の意味を出席者全員が意識してお互い失礼のない様に心がけたいものですね。
結納には一般的に古くから伝わるしきたりや決め事のほか、地域によって様々に異なる習慣があります。地域ごとのしきたりを考えると難しそうに思えてくるかもしれませんが、まずは基本を押さえていれば、90%は合格です。
そうかといって、マナーに対して神経質になりすぎて場の雰囲気を悪くしてしまうのも考えものです。
出席者と和を保って気持ちのよい結納式を行うようにしましょう。
しきたりとマナーについて
Q.彼女の家で結納をしますが、よく玄関から入ってはいけないといいますが……?
A.昔は大きな家には庭があり、そちらからお客様をお通しするのがマナーでした。
その名残で玄関から入ってはいけないと言い伝えられているのでしょう。しかし、現代ではお客様は玄関からお通しするのがごく普通のことですので、一般家庭の場合には玄関から入っていただいて問題ありません。