結納式の時の服装には正装と略装があります。
正式なのはもちろん正装ですが、略装で式に臨まれる方もいらっしゃいます。
しかし、略装といってもスーツにワンピースではちょっと……という方が多いため、実際には「準正装」で式に臨まれる方がほとんどのようです。
どちらにしても、両家で相談して同程度の服装に揃えるのが自然でよいでしょう。
結納当日の服装
■準正装での結納式
男性は略礼服、既婚女性は訪問着、未婚女性は振袖を着用しています。
結納式ではそれぞれの前に扇子(赤丸部分)を置いて式にのぞみます。
→扇子についての説明はこちら
特に女性本人にとっては、結婚すると振袖が着られなくなりますので、振袖を着る最後の機会になります。
そのせいか、スーツや訪問着よりも振袖を着る方がとても多くなっています。
Q.ネクタイは何色をすれば良いですか?
A.モーニングの場合には、黒の縞模様のものを着用します。略礼服なら白ネクタイ、その他スーツなら落ち着いた色合いのネクタイがよいでしょう。
Q.黒のビジネスシューズを履いて行こうと思いますが……。
A.紐がついた黒い革靴が正式です。紐のないタイプは略式になりますので、できれば紐つきのものを履いていきましょう。
Q.ワンピースはフォーマルなものでないといけませんか?
A.特に決まりがある訳ではありませんので、季節に合わせて素敵な色合いのワンピースをお召しになってよいと思います。その際パールのイヤリング、ネックレス等をされると、フォーマルな感じが演出できてよいでしょう。