綺麗な夜景の見える場所で、給料3ヵ月分の指輪をもらった……。
そうです。それは、彼からのプロポーズ!
二人は自分たちの意思で、今結婚を決め婚約したのです!
おめでとうございます!!
……さて、興奮から醒めてみると、確かにプロポーズは受けたけど、
今までの関係と何も変わらない。
結婚式まで、二人の関係を「確か」なものにする何かがないと、特に女性は不安になってしまうなんてことがあるんですよね。
結納とは、そんな口約束だけの
「結婚の約束」を公にするために行う、伝統的なスタイルの儀式なのです。
結婚の約束をした証として、両家の間で金品を取り交わし、婚約を確かなものにします。
(花嫁さんをお金で買うなんて言うのは大きな見当違いといえます)
また、男性側にとっては、大切な娘を嫁に出す女性側の親に対し、誠意の気持ちを表す場にもなります。
二人にとりましては、気持ちの上で大きな節目になり、また責任や覚悟を新たにする大事な式となります。
また、両親につきましては、考え方や、生活習慣の違う両家がこの結納を通して歩み寄り、二人の婚儀をスムースに運ぶ潤滑油にもなり、今後の親戚付き合いをするうえで、お互いが尊重し合いながらお付き合いができることでしょう。
そして、当然のことながら、結納の儀式は心のこもったものでなければなりませんが、心に思っているだけでは先様には伝わりませんので、やはり、形に表わして、相手に伝わりやすくし、心と形の両面があいまってこそはじめて結納の意義が生きてくるといえるでしょう。
少し堅くなりますが、ぜひ「
結納の歴史と語源」を読んでみてください。結納に対する見方が変わると思います。
Q.結納はしたほうがいいの?
A.
する、しないは自由です。
ただし、結婚は当人同士だけでなく両家に関わる大切なこと。婚約の証を儀式として執り行うことでお互いに誠意を示し、良い親戚関係を築く礎となるでしょう。
また、二人の気持ちにケジメをつける意味もあり、結納式を行うメリットはとても大きい事でしょう。
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男性側には言えない本音 |
・「結構です」と言ったけど・・・。 |
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Q.結納ってお金がかかるんじゃない?
A.結納式にもいろいろと種類があり、より正式に豪華にすればするほど費用もかさみます。
最近では「略式結納」といって、コンパクトな結納品を用意してレストラン等で食事会をかねて結納式を行う方も多くいらっしゃいます。
結納金を包まずに、婚約指輪や記念品のみで結納する方もおられ、予算に合わせて様々なタイプの結納を行うことが可能となっています。